その3 赤外線リモコンを強化する。
1 屋外の強烈な陽射しの下ではシャッターが切れない。
7月に最初のテストを行ったが予想に反して失敗の巻となった。既成のリモコンそのままでは強烈な陽射しの屋外でシャッターが切れません。届く範囲は50~100cmでこれではまったく役に立たない。そんなわけでリモコンの強化策を考えなければならなくなった。
2 単純に赤外線LEDをいっぱい付ける。
早速ネットで高輝度赤外線LEDを検索してみた。 あるある、単価もお安く1個20円程度で手に入りそうだ。で、通
販も良いけど他に買うものもあるので日本橋へ出かけました。日本橋で電子パーツの買い物はといえばシリコンハウス共立です。
3 さて強化LEDを既成リモコンでどのようにドライブするか。
これもどうしましょうと結構考えました。ペンタックス既成リモコンの出力はLED1っ個を駆動しているだけなので、単純にLEDをたくさんパラレルにしてもあきません。それに見合ったスイッチが必要ですな。とにかく強化LED自体はトランジスタのオープンコレクタ方式でスイッチすることにして、最後に残ったのが既成リモコンとトランジスタのベース接続だ。あ~やこ~や(といっても30分程)考えたあげく閃いたのがフォトカプラでした。これで難無く解決ですわ。このフォトカプラ、ようするに発光ダイオードとフォトトランジスタを一緒にしたもので、昔の(もう20年以上は経つか)パーツケースを覗いたら使い残しが2個もありましたぞ。回路的にはペンタックスリモコンの発光ダイオードがフォトカプラの発光ダイオードに置き換わったということです。フォトカプラの品番は東芝TLP521-1です。ピン接続忘れちゃってるので東芝セミコンのHPからPDFを取ってきました。
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