縄文杉に出会うか
期限迫るマイルをどうしようかという話からちょっぴり早めの夏休みということで、屋久島の自然と屋久島の主ともいわれる縄文杉に迫ることにしたぞ。
伊丹空港搭乗はゲート23番から
伊丹空港へは姫路発の山陽道リムジンバスが便利である。余裕をみて空港へは早めにやってきた。搭乗機は日本エアコミューターが運行するボンバルディアだ。
屋久島空港へ到着
大阪から屋久島までのフライト時間は約90分、種子島上空を抜けるともうすぐ着陸です。タラップを降りるとみなさんゆっくりと機体をバックに記念写真撮影となります。
まずは予約しておいたレンタカーを借りる
島内はやっぱり車がないと動きがとれないのでレンタカーを借りる。前もって予約しておいたので空港までお迎えに来てもらえます。
昼食は屋久どんさんへ
ちょうど昼時に到着なので、まず食事をすまさないといけない。こういうときは、やっぱりジモッピーさんに聞くに限る。車のレンタル時にめしどころを尋ねると屋久どんさんを教えてもらえた。きょうの観光としては、このあと車でいける場所にある紀元杉に出会うことにしていたので安房にある屋久どんさんはちょうどよい。
これが屋久どんさんのうどんであるが味は何と出汁が絶妙であり素朴さが風味を一層引き立てるお勧めうどんだ。
こちらはトビウオ定食
もう一つのお勧めがこの唐揚げトビウオ定食なるものだ。トビウオは知ってるけどこれがフライになって、さらに定食に化けるとは屋久島に来ないと分からなかった。フライの割にはさっぱりしており昼飯にいいものだった。
紀元杉への道中
途中までは2車線が続くが工事中も何ヶ所かあり、やがてこのような単車線を進むようになる。
紀元杉に到着
平日のためか訪れる観光客は多くはない。車は私たちを含めて2台である。バスもやってきてはいたが乗車は少ないようだ。この場所からは根元が見えないので階段を下りるとちょうど根っこ部分へたどり着く。
屋久杉ランド入口
紀元杉までの道中に屋久杉ランド入口があり、手軽に屋久杉が見学できる。一番の短時間コースは30分であるが我々はこままドライブして屋久杉自然館を見学し、屋久島と屋久杉についてその自然の奥深さを勉強してみたい。
屋久杉自然館
入館料は必要ですが屋久島を知るには価値ある場所と思える。見るだけではなく知ることも観光なんだよ。
屋久島半周ドライブ 大川の滝入口
自然館見学後、屋久島1周しようかと思ったが時間的にちょっときつそうなので半周くらいにはなりそうな日本の滝100選にもなっている「大川の滝」までドライブした。安房からはほとんど信号機がないためコンスタントに走れる。60キロで走ればほぼ時間60キロ弱は走れるくらい快適である。まあ、前方にカメさんが走ってないことが条件ですかな。
これが大川の滝
入口駐車場からはほんの2〜3分で滝の真下まで行くことが出来ます。長居するとこではないんで写真撮って終わりです。
尾之間温泉
道中には3つ温泉があり、そのうちの一つである尾之間温泉へ行ってみた。ちょうど信号が赤で止まったところに温泉案内板が目に入りこれ幸いに左ターンだ。
入浴料金は200円と安い。見た感じとしては地元の公衆浴場そのものであるが温泉というのが何ともうらやましい限りだな。時間が夕方近くであったため結構込み合っておりました。
宿泊は民宿「和み」(なごみ)さんに連泊です
段取りは妻がやってくれたんで大助かり。一組限定ということでお世話になりました。所在地が安房なんで縄文杉登山バスに乗るには近くて便利ですよ。珍しい料理でおもてなしをいただきいい思い出となりました。
縄文杉登山出発
起床は3時30分、天気が心配であったがその心配は的中で雨降ってるわ。だが、この登山だけは雨でもパスするわけにはいかない。2泊3日だから登山はこの日しか選べないんだな。バスは屋久杉自然館前から発車で、朝一番のバス出発時刻は4時40分である。
屋久杉自然館前に到着するとすでに多くの登山者がバスをまっている。みんな早いなあ。バスのチケットは空港前に観光協会事務局があったので前日に購入しておいた。荒川登山口までの所用時間は約40分ということです。とにかく雨が止む気配はまったくないのでバスを降りると休憩所で朝食を済ませます。その後カッパを着ていざ出発です。出発時刻は5時37分と記録する。
さて、トロッコ道ですが歩幅と枕木の間隔が微妙に違い実に歩きにくいこと。途中から板敷きになるとかなり歩きやすくなる。写真も撮りたいのだか撮れるような小雨じゃない。あきらめよう。途中1枚だけ撮ってカメラをカッパの胸ポケットにしまったが、これが最悪でカッパのシェルと透湿層との間がポケットであったため、もろに体温による蒸れが透湿層を抜けてカメラで凝固したことによりカメラはあえなく撃沈動作不良となりました。ズボンのポケットに入れていた携帯は何ら問題ない。リュックのカメラも大丈夫である。
大株歩道入口到着
大株歩道入口まではトロッコ道なんで無理なく歩ける。小杉谷にはバイオトイレが設置してあるので一応済ませておく。バイオトイレの勉強にもなりよかった。大株歩道入口到着は7時30分とここまでは結構順調であった。
私の靴は大株歩道手前あたりですでに浸水の気配になって来ていた。なんとこんなはずではなかったのにいや〜な気分になるな。Grandkingという名前は入っているもののゴアテックスではなく、ビブラムソールでもない大昔の旧式廉価バージョンはやはり屋久島の雨に負けました。
妻のGrandkingは、ゴアテックス&ビムラムソールであり帰着まで一切浸水なしであり、優秀さを目の当たりにしました。やはり値段相応で作りが違うのである。浸水がいやな人は良い靴を選ぶことが当たり前ですが重要ですよ。
縄文杉到着
大株歩道入口からは本格的な登りとなりここからが登山である。登りになると妻の気分がめっきり悪くなったのでスピードはがっくり落ちるが休憩を多めに縄文杉を目指す。
途中我々を追い越していった連中がすでに引き返してくるのに出会う。と、いうことはもうすぐだな。やっとのことで到着は10時20分でした。到着したもののこんな雨ではろくすっぽ写真なんて撮れません。とにかくうっそうと暗いんで露出が不足でシャッター速度が出ない。要するにブレルんだな。雨なんでミニ3脚も使えないし残念だ。傘も持ってはいるものの本降りの雨にはきつすぎる。他の登山者にお願いして撮ってもらった写真もぶれてしまった。こんなときは携帯電話で撮る方が良かったかもしれない。
で、縄文杉で早めの昼食弁当となるわけであるがここまで上がってくると弁当など食べる気がしなくなってる。持参してたカロリーメイトの方がよっぽどよい。と、いうわけで弁当は結局開けずじまいで下山することに。下山開始は11時05分。大株歩道入口には13時05分に下山できた。ここでもう一度バイオトイレのお世話になり一服する。一服と行っても雨は降ってるんで傘をさして適当なところに座り込むだけですよ。
もうすぐ荒川登山口
荒川登山口終点に近づき雨は小降りとなってきました。
荒川登山口へ帰着
無事に帰ってきました荒川登山口まで。時刻は15時20分です。我々の縄文杉往復所用時間は9時間40分となりました。雨はほとんど止んでおります。バスの発車時刻は16時なんでカッパを脱いで昼の弁当を食べることにした。
3日目は晴れだ
3日目は昨日とは打って変わっていい天気である。今日の縄文杉登山者はラッキーだよ。さて、帰りのフライトは12時15分なので3時間程度は観光できます。
白谷雲水峡入口まで行ってみる
白谷雲水峡でハイキングしてみたいところだが時間的に無理である。まあ、どんなところか眺めただけで引き返す。
宮之浦港も見ておこう
せっかく宮之浦まできたんで港も見ておこうと立ち寄る。
世界遺産登録記念の碑
宮之浦港手前に記念碑が建立されていました。
レンタカーも記念写真だ
2人なら荷物も少ないのでレンタカーは軽自動車で充分です。特に林道は小回りがきいて車幅の狭い軽は便利だ。前もってネット上からオリックスレンタカーを予約しておきました。
搭乗はタッチ&ゴー
搭乗はネット予約時にプリントしておいたQRコードをかざすだけでOK。往復ともにタッチ&ゴーでした。