2011/06/01~2015/05 やっと終了ですgaihekitoso Counter 早くも築18年 そろそろDIYで外壁塗装を始めるか  

気にはなってた外壁の再塗装ではあるが、最近になって飛び込みのセールスもやって来るようになった。今ならお安くしときまっせと見積もりの提示はされるものの工程なりの詳細な中身が見えてこない。旭化成からはまだ見積もりをとっていないが一番高値に決まっているしね。まあ、思案のあげくDIYで再塗装を始めることにする。

 

ALC目地のひび割れ状態

目地ひび割れ

ALCヘーベル板の目地部分には写真のようなひび割れが発生しています。ひび割れ自体は入居翌年に阪神淡路大震災の揺れを受けて発生していたがその状態はひどくなっていると思える。
当然のことながら塗装面のチョーキング現象も発生が見られる状態である。

足場が一番の問題です

安全に下地処理から塗装までを行うには十分な足場が絶対に必要である。専門業者に発注するのが普通であるが土日仕事では工期がまったくの未定となるため中古を調達することに。

中古足場を購入

エンバラエル170

この世界は素人なもんで一から勉強でございます。足場もいろいろあるようだが、1人で組み立てるのに便利そうな枠組み(建枠)足場で行くことにした。幅は610として布板1枚で済ませる。何せ部材の種類も呼び名もまったく分からんところからの出発なんで覚えるのに時間がかかった。で、中古足場の購入先であるが素人相手に少量売りしてくれるところは実際にほとんどないといってよいくらいに少なかった。運賃が高くつくんでできれば近場でと連絡を入れても返ってこなかった。最終的に買ったところは、(株)三国さんと(株)星金属さんで購入した。星金属さんは運賃が安いのでお勧めです。

610の布板です

布板

これは星金属さんで購入した幅610mmの布板です。最初に三国さんで買ったものより新しい製品のようで軽くて扱いやすい。

 

単管パイプやらクランプはホームセンターで購入

購入した中古足場以外にも応用のきく単管パイプが必要となりますが、これは近場のホームセンターにあります。ジャッキベースも最初に中古で何個か買ったが不足分はホームセンターで買い足している。

ホームセンターで購入のジャッキベース

ジャッキベース

これはホームセンターで購入の新品ジャッキベース(写真手前)です。昨年は1個680円だったが、私が在庫を全部買ってしまってからの再入荷分は値上がりし現在1個780円であります。写真後方で使用している物は三国さんで購入した1個200円の中古です。

塗料は1液マイルドシリコンだ

マイルドシリコン

さて、使用する塗料であるが、そこそこメーカーもあるようだが、ここはやっぱりエスケー化研の製品を選ぶことにする。水性か油性かという面では油性である弱溶剤型とする。水性は初めから眼中にないもんで。そして、個人がぼちぼち塗ることから2液ではなく1液型となる。業務用塗料はホームセンターにはないのでネットで探した静岡県三島市の堀江塗料ネットショップであるペイントEショップへ発注する。ただし商品はメーカー直送となるので隣市の工場から届き、何だこれはと変な感じだ。

変性シリコーンシーラントはこれ

シリコンシーラント

増打ち用のシリコンシーラントは当たり前ではあるが塗料がのる変性シリコーンシーラントである。つぎに弾力性であるLM(ローモジュラス)かHM(ハイモジュラス)を決めることになるが近場のホームセンターに信越化学製のLM品がどっさりあったので試しにこれを10本程購入してみた。使った感じではLMというだけあってHMに比べ非常に柔軟性があるわ。さて、塗料との相性であるが塗装乾燥後に、指で触ってみるとやはりべと付きがあるが支障はなかろう。また、塗装後1年経った個所もブリードは見られない。

DIY流の増打ちシーリング

増打ちシーリング

DIY流の増打ちシーリングのポイントとしては、まず第一に現状目地のシーリング切れ目にシーラントを押し込むかが重要と考える。要するに目地に「乗せる」のではなく「切れ目に押し込む」という施工法を採る。
そのため、1回目はシーラントを切れ目に押し込むように力強く均していく。硬化後に2回目を薄く乗せるという感じに均す。場所によっては2回目硬化後にもまだ切れ目が感じ取れるときは3回目という具合にやる。納得いくまでやれるのがDIYだ。

シーリング均しヘラ

仕上げ名人

ホームセンターには硬質スポンジ製のならしヘラなるものがあったので試しに購入して使ってみた。スポンジなんで使い込んでくたびれるとカット整形してまた使える。ただ、最近では指サックを使って指をヘラ代わりにしているがこれが結構便利である。指サックもヘラ同様にしばらく使い込むと切れ目にひっかかるのか破けます。指が浸水ではなく浸シーリング被害を受けますが新しい指サックに交換すればよい。

塗装後の壁面

塗装後壁面

右側は2回塗り完了後の壁面で、左側は1回塗り後の壁面写真ですが日光に照らされるとキラキラと反射し、雨が降ると水滴がコロコロと流れ落ち、これは値打ちがあるなと感激します。
塗装色は塗り忘れが分かるように1回目と2回目の色目を変えている。

塗装完了後1年2ヶ月経過した目地

2回塗り完了塗装面

塗装完了してから1年2ヶ月が経過した目地です。

段付きプレス下げ缶

段付き下げ缶

刷毛塗りには塗料を少量入れて手で持ち運ぶ缶が必要となる。これはホームセンターで購入した。使用後の洗浄を省くために缶の内側に用いるカバーがあるがDIYでは直接入れている。使用後は缶の洗浄と兼ねて刷毛を洗っている。

足場

東面足場

足場はこんな具合であります。メッシュシートも張ればいいんだろうが調達してないんで省略です。専門家さんは、壁面との落下防止網や布板サイドから足が外側へでないように板を張るようである。

シャッターボックスのシーリングをやり直す

バックアップ挿入

2階に取付のシャッターボックスシーリング面を私が実際に目で見るのは、この足場を組み上げた時が初めてであった。施工が幼稚であったのか一目見るなりボロボロの状態で唖然とした。

1階のシャッターボックスシーリングも完成後2年目くらいでシーリングの切れが出たので増打ちシーリングをさせたが案の定見えないこの場所も悲惨な状況となっていた。バックアップ材にはなんと発泡スチロールが使用してあった。これって有りか?
そんなわけでボロボロを撤去してバックアップ材からのやり直しとなる。(2013/03/09)

高圧洗浄機で洗浄中

洗浄中

カッパを着て高圧洗浄機で洗浄しています。冬場の洗浄は寒いんでカッパ以外にもフルフェイスのヘルメットにゴム引きの手袋を着用して重装備でやりましたが、春になると水濡れ防止くらいでやれるんでありがたい。それでも跳ね返りで顔面まで見事に濡れてくれます。(2013/03/31)

日立工機製の高圧洗浄機FAW-85SA

高圧洗浄機

場所によってはブラシでごしごしとやったりしますが基本はやっぱり高圧洗浄機だ。昔から使ってる洗浄機もあるにはあったが何せ年代物は使いづらいんで15m延長ホース付きの新品をネット購入した。10m程度の標準ホースだけだと高所洗浄はできません。

塗装作業用マスクで有毒ガスを予防する

防毒マスク

最初の頃はマスク無しでやってたが、夜になると何やら喉あたりがガラガラしてよろしくない。やっぱり塗料の揮発ガス吸引が原因だろうと塗装作業用の防毒マスクを手に入れた。物は興研株式会社製のG-7型である。マスク本体前面に吸収缶という有毒成分を吸着除去するものをねじ込んで使用する。吸収缶には使用可能な有効時間があり、添付品は90分タイプだったので、長時間タイプのKGC−10型Lをとりあえず3個だけ追加購入した。で、その効果であるが生命を守る国家検定品だけあって着用するとシンナーの匂いはシャットアウト。まったく匂いがしなくなった。顔との密着面も大変ソフトで違和感はない。