2012/05 gaihekitoso Counter 40年ぶり位になるだろうか復活現在版かんぴょう栽培をやってみた  

昔は結構自給自足してたんで、かんぴょうも年寄りが作っていたが近年ほとんど見かけることがない。そんな訳で復活ではないが、自分で一度やってみたくなりホームセンターで苗を購入し植えた。苗は昔見慣れた丸いかんぴょう苗ではなかったがまあよかろう。

 

目出たく収穫できた

目地ひび割れ

植えた畑は急ごしらえの畑といえる場所ではなかったが何とか2個だけ大きくなってくれて収穫することができました。2本植えて2個だけなんでちょっとさびしいけどな。あと何個か小さい物が成ってはいたものの、ここまで大きくはならずじまいであった。

大急ぎで作った自家製かんぴょう剥き器

かんぴょう剥き器

昔、使ってた剥き器はとっくに捨てちゃってないので大急ぎで剥き道具を作りました。材料費はホームセンターで購入した剥き刃となるステンレスの金具だけで100円程度で出来上がりだ。10個〜20個のお遊び程度ならこれで十分剥けますぞ。昔の剥き器は1本物(刃の部分と持ち手の部分が一体)のカミソリを巻き付けてあったのを記憶している。

うまく剥けています

かんぴょう剥き

ご覧のように結構うまく剥けます。こうやって、その昔、爺さん婆さんがやってたわい。

かんぴょう剥きの重要ポイント 2017/05/30追記

かんぴょうを剥く時期は7月後半から8月初め頃で晴天で猛暑日が最適なんです。剥く時間は早朝いくら早くても結構。少なくとも8時までには剥き終わって干すのも完了しているのが良い。要するに1日でほぼ乾燥し終えるくらいを目標とすべし。最初の乾燥が早く済む程良いかんぴょうに仕上がると。特に翌日が雨や曇天予報であるときは剥かないこと。乾燥不良でカビがきたりズブズブになって失敗する。ほぼ乾燥すると小巻にして1週間くらい干さないと完全乾燥とはなりません。乾燥したみたいに見えても実はまだダメなのです。

もう一つ大事なことは、あまり早くかんぴょうが成熟しすぎると梅雨が明けきらないうちに剥く時期が到来となり剥いても乾燥不良、置いとけば成熟し過ぎて剥くに剥けないふわふわ状態となる。

かんぴょう干し

かんぴょう干し

剥き上がったかんぴょうを物干で乾燥させます。かんぴょうが物干竿に引っ付かないようにわらを巻いています。結構長めに剥けてます。

かんぴょう干しの出来上がり

かんぴょう干し出来上がり

十分に乾燥させて無農薬、無漂白の自家製かんぴょう干しが完成しました。

かんぴょうの種が発芽

かんぴょう発芽

昨年、捨てずに採っておいたかんぴょうの種を取り出して触ってみると何かふわふわしており発芽するかどうか疑問はあったもののとりあえず撒いておいた。するとしばらくして2〜3個にょっきりと芽を吹いて来た。で、写真のとおり8割位は発芽したと思われる。こんなに発芽しても定植するところがないな。2013/04/28

実生からのかんぴょう

かんぴょう

実生からのかんぴょうが見事に大きく成長しました。昨年と違うところといえばかんぴょうの形です。種から育てたかんぴょうは丸い形になりました。昔見慣れたかんぴょうです。

今年も収穫

かんぴょう収穫

2013年は6個収穫できました。種から自家製なので経費はゼロですな。
2013/08/02

今年(2014年)もかんぴょうの種が発芽

かんぴょう発芽

今年も採取しておいた種を撒いたところ見事に発芽しました。発芽具合も昨年より完璧である。今年は場所もあるんでたっぷり定植しよう。
2014/05/06

種取りのポイント 2017/05/30追記

種を取っておくと、来年は苗を買わなくとも我が家で実生苗を育てられる。さて、ここで種の取り方であるがかんぴょうを剥いたときの種はまだまだ種自体が成熟しておらず、採っておいて蒔いてもほとんど発芽しません。あ〜残念。種を採るときは残りもののかんぴょうを収穫せずにそのまま畑に置いておきます。実が腐ってズブズブになった頃が種の採り時です。ちょっと臭いですがガマンして水で洗い流し採ってください。畑に置いとけないなら、できるだけ成熟させたかんぴょうを軒先にでもおいて腐らせましょう。