めはり寿司を食べよう
−−−思い立ったが吉日とすぐさま出かける。まあ、その前にホテルの予約は入れときますが...というわけで紀州めはり寿司紀行をお届けする。
兵庫小野から
当地、兵庫小野から南紀勝浦まで車で6時間強で走れる。とにかく思い立ったがなので出発は遅い、中国道−近畿自動車道−阪和自動車道−海南湯浅道路−湯浅御坊道路と乗継ぎ熊野街道を一路南下する。紀州和歌山ドライブは、御坊からの海沿いがとても良い。交通
量が少なく至極快適で気分爽快である。とにかく時間的余裕はあまりないのでホテルめざして走ることになる。岸和田SAで一服、白浜町の◯ーソンでお茶を仕入れ、その後道の駅「イノブータンランドすさみ」でトイレ休憩を入れる。まあ、こんな感じでのドライブとなる。本州最南端の潮岬も朝出発だと余裕で回れます。
ホテルは南紀勝浦
お宿は南紀勝浦ホテル「なぎさや」。新宮のめはり寿司は明日にお預けで今日はめし食って風呂(汐見の湯)に入ってお休みである。
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ホテルなぎさや(対岸の太地町桟橋から)
和歌山県那智勝浦町
tel:0735-52-0015 fax:0735-52-5221
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めはり寿司を買う
めはり寿司は新宮市内に専門店「めはりや」がある。開店時間には注意が必要だ。時間が早ければ熊野速玉大社へ参拝しよう。ついでに【新宮市行こらマップ】がおいてあればもらっておこう。
で、めはりやは【新宮市行こらマップ】サンシャインホテル下の三叉路道路沿いにある。串本方面からだと右折、伊勢方面からだと左折である。42号から海側へと進路をとればよい。
「めはり寿司」はその場で包んでもらえる。さすがは職人の腕裁きでありご飯をうまく菜っ葉で包んである。ご飯に染み込むその醤油加減が絶妙であり素朴さが美味しさに輪をかける。手頃な値段も最高においしいぞ。
きょうはここまで...
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【行こらマップ】
企画製作/新宮市料理飲食業組合には、つぎのように載っているぞ。(行こらマップ)115kb
〜新宮の名物あれこれ〜
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新宮の代表的な食べ物を一つあげろと言われたら「めはり寿司」「さんま寿司」の名をあげる人が多いのではないでしょうか。
めはり寿司は何百年もの昔から紀州の農・山・漁村で弁当として伝わってきました。ご飯をソフトボール大に握り、塩漬けした高菜の漬け物で包んだ素朴なものですが、お弁当とすれば大変合理的なものです。とにかく大きいので、大人でも口をいっぱいに広げないと食べられません。口を大きく張ると、それにつられて目も大きく張ってしまいます。それで目を張る寿司「めはり寿司」と呼ばれるようになりました。
もともと「めはり寿司」と呼んだのは新宮だけでしたが、めはり寿司という名前が全国に広がっていったため他の地方でも現在ほとんどが「めはり寿司」と呼んでいるそうです。新宮出身の文豪佐藤春夫も常々「故郷でおいしいものは一にめはりニにさんま」と話していたそうです。
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新宮の方言 |
行こら |
行きましょう(ちょっと丁寧語になると『行これ』 |
こかる |
つまづいて倒れる(こかるが標準語だと思っている新宮人はかなり多い) |
つんだぁる |
混んでいること |
まいしょう |
止めておこう |
まいかす |
物を無くすこと |
さいら |
さんまのこと(さんまの学名『コロラビスサイラ』は紀州での呼び名から) |
しび |
マグロのこと |
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