こんな箱に入ってました
Rasberry Pi Bはこんな箱に入っていました。キャラメルかタバコの箱程度の大きさだ。中身は本体と紙切れ1枚だけです。
一緒に購入したもの
本体と一緒に購入したものは、純正ケース、16GBのメモリーカード、ミニプラグUSBケーブルだけ。USBのACアダプタはiPad用のを使いました。本体稼働だけなら0.5Aあれば十分です。で、ケースはやっぱりある方が良いでしょう。
早速インストール
インストールは、ダウンロードサイトを訪問してお気に入りシステムイメージをダウンロードし、SDメモリーカードにイメージを書き込みます。
手順は、
1.システムイメージダウンロード(DebianベースのRASPBIANを選択。PiDORAも試しましたが重そうなんでやめた。)
2.解凍
3.SDメモリーカードへ書き込み(書込みツールWin32 Disk Imagerは前もってインストールしておくこと。)
4.Raspberry PiボードにSDメモリー装着
5.モニターとRaspberry PiをHDMIケーブルで接続,キーボード&マウスをUSBポートへ接続
6.マイクロUSBケーブルから電源供給
以上で起動が始まります。
初起動後raspi-configで設定
最初に起動するとrasp-configというちょっとレアな設定ツールが現れます。何を設定するかはとりあえず日経Linux2015/02のおっしゃるとおりにやって終わらせる。後はraspi-configで検索してください。
固定IP設定
デフォルトではDHCPでの自動割当になっていますのでこれを固定IPに設定し直します。
手順は、
1.起動完了しログインプロンプト表示でデフォルトユーザーpi入力
2.パスワードraspberry入力でログインする。
3./etc/network/interfacesを修正する。
修正は慣れたviでやっています。
sshでリモートログイン
sshデーモンはデフォルトで動作しているので固定ipにすればすぐにログイン可能だ。自分用ユーザーを追加し、デフォルトpiは忘れないうちに消してしまおう。もちろんrootパスも忘れずに。
BINDインストール
これをインストールしないことにはスレーブを立てられませんので。
/etc/bind/named.confをのぞくとnamed.conf.optionsとnamed.conf.local、named.conf.default-zonesファイルがインクルードされているので、optionsとlocalファイルを修正書き換えする。スレーブサーバの構築自体は以前のテストサバがまだあったんで再確認です。
基本、zoneの転送が行われればいいんで確認する。
dig @マスターサーバIPアドレス ドメイン名 axfr
/var/cache/bindにzoneファイルも生成されているわ。
logwatchインストール
稼働状況をメールで確認したいんでlogwatchをインストールする。設定ファイルは、
/usr/share/logwatch/default.conf/logwatch.conf
にありますが何もしなくてもデフォルトでroot宛にメールが来ます。Output=stdout,MailTo=rootのままでOKです。/etc/cron.daily/00logwatchをのぞくと--output mailになっていますからね。cronも勝手に設定されますのでこれもOKだ。ただ、実行時間がFedoraと違って6時台ですね。/etc/crontabにはcron.dailyの実行時間が6時25分となっている。
sendmailインストール
logwatchの結果を自サイトサーバーへ送信するため、昔ながらのsendmailをインストールする。sendmailあるんかと思ったがちゃんとありました。
デフォルトの自サバへ送信するために、デフォルトsendmail.mcに1行挿入する。
define(`SMART_HOST',`smtp:サーバFQDN’)
makeしてsendmail.cfを置き換え。
これでRaspberry Piホストのメールはすべて自サバ向けに転送されるようになります。
ailiasesを修正
デフォルトのaliasesは空っぽでしたので使えそうなfedoraのをコピペする。
最終行に自分のメールアドレスを追加すればlogwatchがメールでやってきます。エイリアスですので正確にはroot宛のメールがメルアドに配信されます。
# Person who should get root's mail
# root: marc
root: jibun@antano.domain.jp
ケースの上からさわるとほっこら暖かい
2月のこの時期、ケースの上から触ってみるとほっこらと暖かく感じます。夏場どうでしょう?
2台目が欲しくなったな
今回ハンダ付けには縁がなかったので、次はヤニの匂いが恋しい懐かしいハンダ付け工作用に2台目が欲しくなったな。