2015/01/21~ hakodate Counter こんなのが発売されてたんですね。誘惑に負けて購入です。 

昨年末、久しぶりに書店の店頭で日経Linuxを立ち読みするとRaspberry Piなるものの記事が載っており情報収集に購入した。面白そうだと思いつつ年明け所用で難波へ行ったときに本体を手に入れました。200円アップでB+もあったんですがあえてmicroSDではないBにした。

こんな箱に入ってました

レンタカー借用Rasberry Pi Bはこんな箱に入っていました。キャラメルかタバコの箱程度の大きさだ。中身は本体と紙切れ1枚だけです。

一緒に購入したもの

本体と一緒に購入したものは、純正ケース、16GBのメモリーカード、ミニプラグUSBケーブルだけ。USBのACアダプタはiPad用のを使いました。本体稼働だけなら0.5Aあれば十分です。で、ケースはやっぱりある方が良いでしょう。

早速インストール

ダウロードサイトインストールは、ダウンロードサイトを訪問してお気に入りシステムイメージをダウンロードし、SDメモリーカードにイメージを書き込みます。
手順は、
1.システムイメージダウンロード(DebianベースのRASPBIANを選択。PiDORAも試しましたが重そうなんでやめた。)
2.解凍
3.SDメモリーカードへ書き込み(書込みツールWin32 Disk Imagerは前もってインストールしておくこと。)
4.Raspberry PiボードにSDメモリー装着
5.モニターとRaspberry PiをHDMIケーブルで接続,キーボード&マウスをUSBポートへ接続
6.マイクロUSBケーブルから電源供給
以上で起動が始まります。

初起動後raspi-configで設定

最初に起動するとrasp-configというちょっとレアな設定ツールが現れます。何を設定するかはとりあえず日経Linux2015/02のおっしゃるとおりにやって終わらせる。後はraspi-configで検索してください。

固定IP設定

デフォルトではDHCPでの自動割当になっていますのでこれを固定IPに設定し直します。
手順は、
1.起動完了しログインプロンプト表示でデフォルトユーザーpi入力
2.パスワードraspberry入力でログインする。
3./etc/network/interfacesを修正する。
修正は慣れたviでやっています。

sshでリモートログイン

sshデーモンはデフォルトで動作しているので固定ipにすればすぐにログイン可能だ。自分用ユーザーを追加し、デフォルトpiは忘れないうちに消してしまおう。もちろんrootパスも忘れずに。

BINDインストール

これをインストールしないことにはスレーブを立てられませんので。
/etc/bind/named.confをのぞくとnamed.conf.optionsとnamed.conf.local、named.conf.default-zonesファイルがインクルードされているので、optionsとlocalファイルを修正書き換えする。スレーブサーバの構築自体は以前のテストサバがまだあったんで再確認です。
基本、zoneの転送が行われればいいんで確認する。
dig @マスターサーバIPアドレス ドメイン名 axfr
/var/cache/bindにzoneファイルも生成されているわ。

logwatchインストール

稼働状況をメールで確認したいんでlogwatchをインストールする。設定ファイルは、
/usr/share/logwatch/default.conf/logwatch.conf
にありますが何もしなくてもデフォルトでroot宛にメールが来ます。Output=stdout,MailTo=rootのままでOKです。/etc/cron.daily/00logwatchをのぞくと--output mailになっていますからね。cronも勝手に設定されますのでこれもOKだ。ただ、実行時間がFedoraと違って6時台ですね。/etc/crontabにはcron.dailyの実行時間が6時25分となっている。

sendmailインストール

logwatchの結果を自サイトサーバーへ送信するため、昔ながらのsendmailをインストールする。sendmailあるんかと思ったがちゃんとありました。
デフォルトの自サバへ送信するために、デフォルトsendmail.mcに1行挿入する。
define(`SMART_HOST',`smtp:サーバFQDN’)
makeしてsendmail.cfを置き換え。
これでRaspberry Piホストのメールはすべて自サバ向けに転送されるようになります。

ailiasesを修正

デフォルトのaliasesは空っぽでしたので使えそうなfedoraのをコピペする。
最終行に自分のメールアドレスを追加すればlogwatchがメールでやってきます。エイリアスですので正確にはroot宛のメールがメルアドに配信されます。
# Person who should get root's mail
# root: marc
root: jibun@antano.domain.jp

ケースの上からさわるとほっこら暖かい

2月のこの時期、ケースの上から触ってみるとほっこらと暖かく感じます。夏場どうでしょう?

2台目が欲しくなったな

今回ハンダ付けには縁がなかったので、次はヤニの匂いが恋しい懐かしいハンダ付け工作用に2台目が欲しくなったな。