2005/12/30
ぎの6代目サーバをこれも省エネのPentium Mで動かそうとパーツ集めをしていたが、この正月は日本に帰ってこない娘から年末の紅白が見たいということになり、ではちょっとだけ見せてやるわと相成った。Pentium M + Intel852GME + Fedora Core 4 + Helix Server Basicという、こんな組み合わせはめったにないでありましょう。どういうシステム構成にしようか迷ったが結局のところ以前の組み立てパソコンでやったHelix Server Basic(2000年のときはReal Server Basic)とReal Producerの無償版でやってみた。そんなわけで別 サーバに化けちゃったわい。
さて、安定動作するかがちょっぴり心配でしたが、正月含めて1週間は問題なく動作しておりました。まあ、負荷はまったくかかってないアイドリング状態ですけどね。さすがIntel軍団だけあって相性がよろしいんでしょうか。ひとつの動作報告になるかもしれませんね。

Pentium Mのマザーボードは、まだまだ種類も少なく値段もお高いのでどれをチョイスするか思案のあげくDFIの852GME-MGFを購入した。年末12月に入って日本橋のツクモ電気が移転オープンでAopenのマザーもどっこいの値段であったがDFIがBest-DOで16000円を割っていたので決めました。

いつも写真を撮るのを忘れるので今回は前もって撮っておきました。まだ、スポンジに載ったままです。

Pentium Mはもっちろん中古であります。1.5GHzのPentium Mが9,980円でソフマップに並んでいました。1.3Gや1.4GもありましたがCPUはやっぱりねと1.5Gにしました。

ケースは通 販で値段が安かったV-tech101にしたが電源を入れてびっくり、電源ファンの音が非常にうるさい。以前のSempronで使ったAopenのケースは静かだったのでこんなに違うものかとがっかりすることになる。
その後(2006/01/09)、ケースファンの音はどんなものかと動作させてみると意外や静かでありませんか。では、さっそく電源ファンと交換しちゃえとなった。大きさは同じ8cmなので全く問題無しで、ばらしてみるとファンのメーカーも同じでした。交換上違うのはケースファンにはセンサーピンが出ているが電源ファンにはそれがないこと。ケーブルをいじると手間くいそうなのでファンの腹にあるケーブルのハンダ付をちょいとはずしてファンだけ交換する。やっぱり静かになった。今度はCPUファンが気になるな。メモリはこれも中古でI-O dataのEcc付き512MBをソフマップで仕入れた。HDDはiMacの交換した10GBがあったのでとりあえずこれでOKとする。稼動させたCPUの温まり具合ですがクーラーフィンを手で触っても一向にあったかく感じません。これならクーラーファンも必要ないでしょう。
2006/03/04 その後mini-ITXサーバがHDDエラーでよく止まるので当初予定通 り6代目サーバにすることにし、HDDを買ってきた。今だからやっぱりSATAにきまりだ。

パーツ名 メーカー又は型番 値段(税込)
マザーボード DFI 852GME-MGF 15,600
CPU Pentium M 1.5GHz 9,980
メモリ I-O DATA DR333E 512M 3,980
ケース V-tech101/Black 4,980
HDD 3.5' HDS728080PLA380 6,580

 

Real Producerは3代目サーバで使ったCOMPAQ DESKPRO ENSが遊んでいたので、これにWin2Kをインストールして間にあわすことにした。
サーバーのインストール手順はつぎのとおりです。以前のReal Serverと変わりません。OSはインストール済として以下の手順で行いました。realnetworksのトップページにLinuxによるStreaming入門というPDFが張り付けてあるので参考にしましょう。だいたいつぎのようなもんです。
(1)Helix Server-BasicとRealProducer Basicをrealnetworksサイトからダウンロードする。
(2)インストールディレクトリを決めて必要なディレクトリを作って置きます。今回も/usr/local/real/serverにインストールすることにしました。
(3) ダウンロードしたバイナリーファイルを適当なディレクトリに置きます。インストール実行時にインストールディレクトリを聞いてくるので/usr/local/real/serverでなくてもOKです。
(4)ライセンスファイルを添付したメールが届くので解凍して同じディレクトリに置きます。Windows上で解凍しておくのが良いでしょう。
(5)あとはバイナリーファイルを実行させればインストールできます。実行させるためにファイルへの実行権(x)を付加することも忘れちゃだめです。
(6)いろいろ聞いてきますがEnterキーを押していけば完了するはずです。
(7)起動させる前にライセンスファイルをインストールディレクトリにできたLicenseディレクトリ内へコピーなり移動なりさせておきましょう。
(8)起動は./Bin/rmserver rmserver.cfgとします。

設定したAdminでログオンすると左のような管理ページが開き、さまざまな設定変更が行えます(Basic制限の範囲内で)。この画面 ピクチャーはLOGGING&MONITORINGを開いているところです。
ぽんこつマシンが遊んでいるあなた、一度やってみてはいかがですか。

他にも組み立てがあります。→ 組み立てパソコン AMD sempron / 組み立てパソコン EPIA Mini-ITX

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